リオ五輪 メダル獲得快調!

 こんにちは。中日新聞豊橋西部専売店 鳥居新聞店です。

 毎日猛暑の続いていますが、そんなかなでも近所のグランドで昼過ぎの日盛りの中で、少年野球の練習をしている姿を見かけます。この暑さの中、この日差しの中でユニフォームに身を包みスポーツする姿は・・・・「大丈夫なの?」と、心配してしまうのですが、いいんですかね?学生時代からほとんど運動らしい運動をしてこなかった私には、炎天下に体を動かすことすら考えられません。どうぞ、無理なく運動していただきたいです。だって、本当に暑い(ジリジリしちゃいます!)。

 さて、暑い日本から皆さんも見守っているのが、熱戦そして接戦の続くオリンピックです!競泳大国日本の復活と、男子柔道の復権目覚しく、メダル獲得を命題に試合に挑んだ各選手達の笑顔は清々しく晴れやかです。反して、後一歩及ばず敗退していく選手や、期待されたメダルに届かず悔しい表情の選手達も。女子柔道は一時代を築いた『やわらちゃん』こと谷亮子選手以降、際立った選手の活躍がなく、今回も連覇を期待された松本選手が惜しくも銅メダルを獲得しています。現在女子柔道に金メダルは昨日の70キロ級田知本選手のみ。色に拘れば銅メダルで悔し涙を流す選手の、高みを目指す志の高さに頭が下がりますが、その舞台に立つために費やされた長い時間を思えば、どの結果にもどの選手にも尊敬と労いの言葉しか浮かびませんね。

 そして、8月11日 今日の中日スポーツの一面は『カヌー競技:スラローム カナディアンシングル 羽根田選手銅メダル獲得

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 日本ではあまり注目されていなかったカヌー競技。そのカヌー・スラロームで『アジア初』のメダリストが生まれました。

 愛知県豊田市出身の羽根田卓也選手(29:ミキハウス所属) 今朝のテレビでは、タレントのマツコ・デラックスさんが『イケメン!』とオススメする選手だとか。日に焼けた精悍な顔つきに優しい笑顔が表彰台で輝いていましたが、写真で見るように競技中の表情は鋭く戦う男の顔です。メダル確定後の涙と周囲のライバルに祝福される写真は名場面。記事には羽根田選手のこれまでの経歴と戦歴が紹介されています。

 また、前半に行われている『競泳』『柔道』は、続いてメダルラッシュです。競泳男子800メートルリレーは、前回大会後に引退した北島康介選手も名を連ねていた競技。前のロンドン大会で個人メダルを全て取り逃した北島康介を思い『康介さんを手ぶらで帰すわけには行かない』と、他のリレーメンバーに声をかけ、見事メダル獲得へと全員の気持ちをまとめていたのが、今大会にもメンバーに選ばれている松田丈志選手。今回、当時の北島選手と同じ状況となった松田選手は、心のうちで「今度は他のメンバーが(僕に)言ってくれるかと期待していたけど、結局言ってくれなかった」と、インタビューで笑ったが、実は第二泳者の江原選手が、当時の松田選手と同じく他の2選手に「丈志さんを手ぶらで帰すわけには行かない」と、鼓舞していたそうです。熱い心意気は、仲間の中で尊敬の念を持って確実に受け継がれ後輩達のエネルギーに変換されているようです。 

 同日中日スポーツの28.29面では、競泳の男子200mバタフライで日本初の銀メダルに輝いた坂井選手が紹介されていますが、金メダルを獲得したアメリカ代表のフェルプス選手(金メダル獲得数通算21個!)とは0.04秒差と正に僅差!まだ21歳と若い坂井選手にとって、次の東京五輪での金メダルが見えた瞬間でもあった。

 その他、これまでに行われている各競技の結果も、同じ28.29面に掲載されています。一夜にしてプールの水が変色してしまったことで話題を集めている「飛び込み」。重量挙げ・テニス・バスケットボール・射撃・水球・セーリング・ボートなど。惜しくもメダルを逃した女子体操団体の結果も掲載。同紙6面では、前回覇者ニュージーランドを破って大金星を挙げた7人制ラグビーと、予選を戦っている男子サッカーの戦いぶりが紹介されています。

 ラグビーは前年のワールドカップ以降注目を集める中、確実な結果を残しています。これまで日本ラグビーにココまで注目が集まったことはありませんでしたが、これまで他者を寄せ付けない圧倒的な王国ニュージーランドを倒した衝撃は大きく、試合後の日本選手の喜ぶ姿の後ろで、芝生に頭をつけて落胆するニュージーランド選手の姿が印象的でした。こういった試合結果を『ジャイアントキリング(大番狂わせ)』というそうで、紙面に踊るこの言葉に私の胸も躍りました。

 この大金星の後、イギリスには惜敗しているのですが、21-19と2点差の善戦。今後の可能性を期待させるには十分な展開。10日にはレスリング競技選手団が日本を立ち、続けて大会の中盤から後半を盛り上げる競技は目白押しで、目が離せません!

 また、忘れてはいけない夏の高校野球甲子園大会も熱戦が繰り広げられています。地元愛知の東邦は初戦を勝ち進み、本日が5日目の甲子園も炎天下での戦いになります。野球関連では、中日の連敗脱出ならず谷繁監督の事実上の退任が決まり、最下位のドラゴンズはこれまでに無い低迷期に陥っています。

 オリンピックイヤーでスポーツイベント満載のこの夏。

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