最近の中日新聞記事から考える

最近の中日新聞記事から考える

今年の4月から紙面がリニューアルされました。

その中でも、毎週、金曜日、土曜日の“学ぶ”面は「知る、深める、生き抜く」をコンセプトに、子どもたちの生き抜く力を後押しする記事が掲載されています。新聞を読んで「思考力、判断力、表現力」を是非身に付けてもらえたらと願っています。

また5月5日“こどもの日”の一面には、「勉強の意欲がわかない」という小中高生が6割を超えたとのアンケート結果が掲載されていました。コロナで学校生活が制限されていたことなどが影響か、との仮説が立てられていましたが、新聞に書かれていることを受けて、家族内で意見交換してみるというような、新聞からの発展形が必要だと感じています。

そして、最近よく目にする記事があります。「大人の発達障害」です。きっと職場でも一人ずつ思い当たるケースがあるのではないでしょうか。子どものころから「変わっている人」とか「不思議ちゃん」と呼ばれていたとか…。教育面や健康面のみならず文化面などにも専門家のアドバイスが掲載されています。「コミュニケーション障害」(コミュ障)という言葉を聞く機会も増えました。本人が生き辛さを感じているのは当然ですが、実はまわりの人間にもストレスが溜まっていることも事実です。いじめやパワハラにつながらないよう、お互いが何を理解しあうのかについて、新聞きっかけで解決策が探せるといいなと思います。