『国際女性の日』3/8 中日春秋

こんにちは。中日新聞豊橋西部専売店 鳥居新聞店です。

一気に春めいて、毎日暖かな日が続いていますね。とはいえ、週末はまた寒い様子。公園に咲く梅の花を愛でてほっとするなら、平日の方がお勧めかもしれませんよ。

さて、本日ご紹介するのは3/8(今日付)の中日春秋のコーナー。

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今日は『国際女性の日』とのことで、その話題に触れています。

『女性の活躍』

この言葉が言われるようになって随分時代が経過したように思いますが、なんでしょう・・・いつまで経っても、この馴染まなさ。

そして現在同じく、現実とまったく馴染まない『一億総活躍社会』という言葉。

言葉にして声高に叫べば叫ぶほど、現実との馴染まなさが浮き彫りになるのは、無理に押し付けようとする一方的な状況を誰もが実はわかっているからではないでしょうか。

話題になっている『保育園落ちた』の匿名ブログも、また『女性』が『活躍』しようと『社会』へ出て行こうとするのを、国の政策が後手に回って阻んだ現実です。言葉が荒いの乱暴だとの批判もありつつ、あれはあの言葉だったからこそ、多くの人の共感(強い叫び)として注目を集めたのだと思います。実際、後日の取材に応じたブログ筆者はとても丁寧な言葉で対応されていらっしゃいました。ちゃんとニュースを見ていらっしゃる方なのがわかります。

※匿名ブログの内容は3/8付(本日)の2面に掲載されています。

「誰が書いたんだよ」とのあの野次の主も、また誰かわからぬ匿名なのに「誰が言ったんだ」と、同じ国会議員の誰も野次らないのが情けない。国政の中心に男性が多いこともあってか、いつまで経っても『女性の活躍』がお題目で終わり、先進国日本の恥となっているように思います。本当に女性に活躍して欲しいと思っているのか、疑問に思うばかりです。

子供を生むことができるのは女性だけだと、少子化を食い止めようというのであれば、荒っぽい言葉であろうと匿名であろうと、厳しい言葉に耳を傾けて、即座に取り組んでくれる政治であって欲しいですね。

そして、誰もが活躍でき、女性に光さす本当の『総活躍社会』の実現が、早く訪れるといいのですが。